
院長金久保吉壯
1999年富山大学医学部卒業後、武蔵野赤十字病院に勤務。麻酔科の医師として手術時の麻酔管理を行うとともに、救急外来では外傷などにも対応。同院にて麻酔科副部長を務めた後、久我山病院および三鷹中央病院で麻酔科医長を経験。その中で「ふれあいのある医療」を大事にしたいという思いが強まり、2023年8月より現職。日本麻酔科学会麻酔科専門医。
痛みで苦しむ方の思いに寄り添い
生活の質を保てるようなアプローチを
痛みで生活がままならない……そんな方々を支えるために当院はあります。そこで診療においては、神経ブロック注射とリハビリテーションを併用し、痛みのコントロールを図るとともに、運動機能を高め再発予防にもつなげることを大事にしています。その場限りの治療ではなく生活の質を保てるようにサポートさせていただきます。
私は麻酔の専門家として「痛み」の仕組みについて深く学んできましたので、当院でもその経験を生かしていけたらと思っています。一方で、リハビリに関しては理学療法士をはじめスタッフたちから学ぶことも多くありますので、一人ひとりの専門性を生かしてチーム一丸となって患者さまと向き合っていく所存です。
その際、大事にしているのは患者さまの思いに寄り添うこと。痛みの感じ方には個人差があるからこそ、その方の歩幅に合わせながら「できる」ことを見つけ、喜びをともにしたい。そのために、皆さまが前向きに取り組める治療を一緒に考えていきますので、痛みでお困りのことがありましたら、どんなことでもご相談ください。
痛みの治療を
専門に行います
地域に根差したクリニックとして、急な痛みから、慢性的な痛みまでさまざまな痛みの症状に対応し、専門的な治療を行います。
痛みに精通する
麻酔の専門家が診療します
麻酔専門の医師として複数の病院で研鑽を積んだ院長が、その経験を生かし患者さまの不安な気持ちに寄り添った診療を提供します。
多職種による
チーム医療を実践します
院長を中心に、痛みの治療に精通した理学療法士、看護師、受付スタッフが連携して、患者さまの痛みの緩和に全力を注いでいます。
充実した医療設備を
そろえています
超音波診断装置やエックス線などでの精密な検査と、多様なリハビリ用の訓練装置を用いた運動機能訓練を行っています。
ペインクリニック外科
腰痛・膝痛といった運動器疾患、神経痛、がんの痛みなど、さまざまな痛みの病気を対象にしています。治療法は患者さまとよく相談して決めていきますが、当院は特に、痛みの早期緩和に努め、神経ブロック注射とリハビリテーションを重視しています。その2つを組み合わせることで、治療の相乗効果を高め、患者さまの生活の質を保ち、高めるようサポートしています。
神経ブロック注射
神経ブロック注射は、痛みを起こしている神経や組織に麻酔薬などを注入して痛みを緩和して緊張をほぐし、血流が流れやすくしていく治療法です。当院では超音波診断装置やエックス線透視装置を使用し、痛みの原因となっている部位をピンポイントで把握し、その痛いポイントに薬液を届けていきます。さらに、できる限り細い針を用いて、注射の痛みにも配慮しています。
帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛
帯状疱疹は、子どもの頃にかかった水痘・帯状疱疹ウィルスが原因で発症するもの。神経の分節性支配領域に、帯状の水泡と強い痛みを生じます。帯状疱疹は消炎鎮痛薬や神経プロック注射などで治療しますが、治癒した後も帯状疱疹後神経痛という痛みと感覚異常が残ることがあります。発症から6ヵ月以上経過して痛みのある場合は、薬物療法と神経ブロック注射を組み合わせて治療します。
整形外科
外傷(骨折、脱臼、打撲、捻挫、傷、やけどなど)から、膝・肩・背中・手足の痛みやしびれ、ぎっくり腰、坐骨神経痛、骨粗しょう症、痛風、リウマチ、外反母趾まで、幅広い疾患とケガを診断・治療します。また、スポーツによる膝痛、テニス肘、野球肘、野球肩などにも対応します。当院で診断し、より専門的な治療が必要と判断した場合は、適切な専門の医療機関へ紹介します。
リハビリテーション科
当院では、経験豊富な3人の理学療法士が中心となって、マンツーマンで運動療法を行います。腰痛、膝痛などの疾患は、生活習慣や日常の癖が原因となっていることが多くあります。理学療法士たちは毎回20分の訓練を患者さまと行う中で、痛みの根本原因を探りながら、一人ひとりに適した訓練を実施。運動機能や筋力を高めることで痛みを緩和し、再発予防と生活の質の向上をめざします。
おおさと痛みのクリニック
東武スカイツリーライン「大袋駅」から徒歩15分
朝日自動車「大里NTT前」バス停から徒歩5分